【日本国内の主婦へ速報です!】
洋服に付いている「ドライ」や「手洗い」といった、洗濯表示のタグ記号が大幅変更されるとのことです!!
現在、日本国内で洗濯表示を定めたJIS L 0217(現行JIS規格)は日本国内独自のものを使用していたんですが、今年の2016年12月1日からJISとISOの統合が図られることになり、現行JISのマークは新しいJIS L 0001「新JIS規格」へと変更されることになります。
今までは国内で生産された主な衣料・繊維製品には、日本独自の洗濯表示であるJIS L 0217という表示規格に基づいてタグが取り付けられていました。
どうして変更されることなったのでしょうか?
それにはこういった理由が背景にあるようです・・・
現在使用されている国内のJIS L 0217規格では、日本人にわかりやすいように、洗濯表示の記号に「ドライ」や「高」など日本語を取り込んだ記号になっていました。
しかし、それら国内製品を海外へ輸出した場合、海外の消費者には日本の洗濯表示タグが伝わりにくいというデメリットがあります。
その逆もまたしかりで、海外製品の衣料・繊維製品を輸入した場合にも海外の生産国に適用された洗濯表示(ISO 国際標準化機構規格)が使用されており、従来の国内JIS規格タグに慣れ親しんだ日本人には海外製品のタグによる洗濯物の取り扱いが難しいという問題がありました。
そのため、海外製品を国内で販売する前には日本の現行JISの表示タグに付け替えるといった作業(面倒くさい!)を行っています。
それらの問題点を改善するため、国内の洗濯表示の記号タグを「国際標準化機構のJIS規格」に統一することになったわけです!!
ちなみに、新JIS規格では洗濯表示タグ記号の種類が22種類から約2倍の41種類に増え、繊維製品の取扱いがより細かく表示されるようになります。
マーケット市場には来年2017年の春夏物商品から新規格のタグが取り付けられることになり、ある程度の準備期間を経た後に全面的に新JIS規格のタグへと変更される予定らしいです。
※古着など施行日前に生産された国内生産の衣料製品に関しては、施行日以降もそのままの表示で問題ないとのことです。
【新規格の洗濯表示・タグ記号一覧】
結構ありますねぇ。まあ、いたしかたない…といったとこでしょうか。
慣れるしかないですね…ふぅ(´・ω・`)
元々、自分は洗濯表示タグとかあんまり気にしてませんでしたけどねww←(笑)